みやま‐がくれ【深山隠れ】
山奥深く隠れていること。また、山の深い所。「吹く風と谷の水としなかりせば—の花を見ましや」〈古今・春下〉
みや‐まんだら【宮曼荼羅】
本地垂迹(ほんじすいじゃく)説から生まれた神道曼荼羅の一。神域や社殿などの景観を描いたもので、神社の縁起や霊験を説明するために作られた。春日曼荼羅・熊野曼荼羅などがある。
ミュージック‐ブレス‐ユー【ミュージック・ブレス・ユー!!】
津村記久子による青春小説。平成20年(2008)刊。同年、第30回野間文芸新人賞受賞。
みょう‐しゅん【明春】
1 明年の春。来春。「—卒業の予定」 2 来年の正月。新年。
みょう‐じん【明神】
《「名神(みょうじん)」から出た語か》神の尊称。神仏習合説による、仏教側からの神祇(しんぎ)の称。「春日—」「大—」
み‐よ【三世】
前世(ぜんせ)・現世(げんぜ)・後世(ごせ)。さんぜ。「折りつればたぶさにけがる立てながら—の仏に花たてまつる」〈後撰・春下〉
みる【海松/水松】
1 ミル科の緑藻。干潮線から水深約30メートルの岩上に生え、高さ20〜40センチ。体は丸ひも状で二またに分枝を繰り返し、扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。《季 春》「汐満ぬ雫...
みれん‐たらし・い【未練たらしい】
[形]「未練がましい」に同じ。「なおも—・くうろつき廻った挙句」〈織田作之助・青春の逆説〉
みれん‐みしゃく【未練未酌】
同情したり斟酌(しんしゃく)したりすること。多く、打消しの語を伴って用いる。「二匹の馬を、—なく打ちのめしました」〈芥川・杜子春〉
身(み)を売(う)・る
1 身の代金を受け取って、遊女や芸者になる。 2 売春をする。