ろうし‐やしん【狼子野心】
《「春秋左伝」宣公四年から。狼(おおかみ)の子は飼われていても、生来の野性のために飼い主になかなかなれない意から》人になれ従わず、ともすれば危害を加えようとする心。
ろう‐だい【老大】
[名・形動]年をとっていること。また、その人や、そのさま。「縦令君、—なるも」〈織田訳・花柳春話〉
ろうどう‐さい【労働祭】
メーデー。《季 春》
ろう‐ばい【老梅】
年数を経た梅の木。《季 春》 [補説]書名別項。→老梅
ろく‐あみだ【六阿弥陀】
6か所の阿弥陀仏。春秋の彼岸に参詣すれば利益があるとされ、江戸の町中や近郊にあったものが有名。《季 春》
ろくおう‐いん【鹿王院】
京都市右京区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は、覚雄山。天授6=康暦2年(1380)足利義満が春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を開山として創建。初めは宝幢(ほうどう)寺と称し、京都十刹(じっせつ)の...
ろ‐ふさぎ【炉塞ぎ】
冬の間使ってきた囲炉裏(いろり)を春になってふさぐこと。茶の湯では、炉をふさいで風炉(ふろ)にすること。《季 春》「—や床は維摩(ゆいま)に掛け替る/蕪村」⇔炉開き。
ロベリア【(ラテン)Lobelia】
キキョウ科ロベリア属の植物の総称。普通は観賞用のルリミゾカクシをいい、一年草で葉はへら状。5、6月ごろ、紫・青・白色などの小花を総状につける。花びらは五つに裂けていて、上の2枚が細い。南アフリカ...
ロミオとフリージアのあるしょくたく【ロミオとフリージアのある食卓】
如月小春の戯曲。東京女子大学在学中の昭和54年(1979)に発表し脚光を浴びた、著者初期の代表作。
わい‐か【猥歌】
卑猥な歌。みだらな歌。艶歌(つやうた)。春歌。