ひ‐かげ【日影】
1 太陽の光。日ざし。「初夏の—は真直に…照渡っているので」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 昼間の時間。日あし。「今日の—も程無くて」〈仮・竹斎・下〉
ひっ‐そく【逼塞】
[名](スル)《せまりふさがる意》 1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に—する」 2 江戸時代の武士や僧侶に科された刑罰の一。門を閉ざして昼間の出入りを許さないもの。閉門より...
ひ‐なか【日中】
1 日のあるうち。昼間。にっちゅう。「昼—」 2 半日。「門の外にわしを—程待たせて」〈浄・本田善光日本鑑〉
ひ‐なが【日長/日永】
春になって、昼間が長く感じられること。また、その時節。「春の—」《季 春》「うら門のひとりでにあく—かな/一茶」
ひ‐の‐おまし【昼の御座】
清涼殿(せいりょうでん)の中で、天皇の昼間の座所。ひのござ。
ひ‐の‐との【昼の殿】
貴族の屋敷で、昼間居る部屋や建物。「—におはしけるままに」〈落窪・一〉
ひ‐みじか【日短】
冬の昼間の短いこと。短日(たんじつ)。《季 冬》「—やかせぐに追ひつく貧乏神/一茶」
ひる‐ぎつね【昼狐】
《昼間、巣の外へ出るキツネの意から》あつかましい人やきょろきょろして落ち着きのない人をあざけっていう語。「扨(さて)もさても—めかな」〈ひとりね・下〉
ひる‐ごうとう【昼強盗】
《「ひるごうどう」とも》昼間の強盗。ひるがんどう。「殿法印良忠が手の者ども…—を致す間」〈太平記・一二〉
ひる‐ざけ【昼酒】
昼間に酒を飲むこと。また、その酒。