えい‐よう【永陽】
昼の長い春の日。特に正月にいう語。永日。《季 新年》
えん‐えん【延延】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に長く続くさま。「同点のまま—と試合は続いた」「会議は—一昼夜に及んだ」
えん‐ちゅう【炎昼】
夏の暑い昼下がり。《季 夏》
えん‐てい【淵底】
1 深い水の底。 2 物事の奥深いところ。おくそこ。 3 (副詞的に用いて)深く。詳しく。「—しりてしかけたる方便(てだて)おそろし」〈浮・昼夜用心記〉
おうごんのしかく【黄金の死角】
⇒白昼の死角
おおかみ‐おとこ【狼男】
ヨーロッパ各地に伝わる人狼(じんろう)伝説。昼間は普通の男だが、夜間に狼に変身して人間や家畜などを襲う話。
おお‐くかず【大句数】
一定時間内あるいは一昼夜に、独吟で多くの句を詠むこと。井原西鶴の俳諧集名から出た語。→大句数
おおくかず【大句数】
江戸前期の俳諧集。2冊。井原西鶴作。延宝5年(1677)成立。同年5月、大坂生玉(いくたま)の本覚寺で一昼夜に独吟1600句を詠んだもの。西鶴俳諧大句数。
おお‐すかしば【大透翅蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張6センチくらい、体は黄緑色。翅は羽化直後に鱗粉(りんぷん)を落としてしまい、透明。昼間に活動し、花に集まる。幼虫はクチナシの葉を食べる。
おお‐やかず【大矢数】
江戸時代、陰暦4、5月に京都三十三間堂などで行われた通し矢の競技。日暮れから翌日の暮れまでの一昼夜に数千本から一万数千本を射つづけて、その数の多さを誇った。《季 夏》「—弓師親子もまゐりたる/蕪...