ラウドン【Laudon】
ハイドンの交響曲第69番ハ長調の通称。1776年作曲。全4楽章。七年戦争で活躍したオーストリアの陸軍元帥ラウドンに献呈。
ラウンジ‐ミュージック【lounge music】
1950〜60年代に米国で大量生産された各種ムード音楽、イージーリスニングミュージック、映画音楽、シンセサイザーやエレクトーンによる宇宙的イメージの音楽などを、再評価していう呼び方。作曲家や演奏...
らくえんとペリ【楽園とペリ】
《原題、(ドイツ)Das Paradies und die Peri》シューマンのオラトリオ。1843年作曲。アイルランドの詩人トマス=モアの詩集「ララルーク」所収の同名の詩に基づく。天国とペリ。
らくごしゃのむれ【落伍者の群れ】
《原題、(フランス)Les Ratés》ルノルマンの戯曲。1920年、ジョルジュ=ピトエフの演出により初演、成功を収めた。
らくちゅうらくがい‐ず【洛中洛外図】
京都市中とその郊外の名所や風俗を俯瞰(ふかん)するように描いた絵画。室町末期から江戸時代にかけて盛行し、六曲一双の屏風(びょうぶ)絵を主として画巻・画帖(がじょう)などもある。
らくばいしゅう【落梅集】
島崎藤村の詩文集。明治34年(1901)刊。「千曲川旅情の歌」「小諸なる古城のほとり」など、小諸時代の恋愛詩と旅情をうたう自然詩を収める。
らしい
[助動][○|らしく・らしかっ|らしい|らしい|○|○]動詞・形容詞・助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」「ない」「たい」「た」「ぬ(ん)」の終止形、体言、形容動詞の語幹、一部の副詞などに...
ラシュスコぶきょくしゅう【ラシュスコ舞曲集】
《原題、(チェコ)Lašské tance》ヤナーチェクの管弦楽曲。全6曲。1890年作曲。モラビアのラシュスコ地方の民族舞踊を題材とする。
らしょう‐もん【羅生門】
⇒羅城門(らじょうもん)
謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。
芥川竜之介の小...
ラシーヌさんか【ラシーヌ讃歌】
《原題、(フランス)Cantique de Jean Racine》フォーレの合唱曲。1863年から1864年頃の作曲。ハーモニウムまたはピアノ、混声四部合唱のための作品。ラシーヌの宗教詩に基づ...