いち‐の‐とり【一の酉】
11月の最初の酉の日。また、その日に開かれる鷲(おおとり)神社の祭礼。酉の市。初酉(はつとり)。《季 冬》「灯の渦をぬければ星夜—/白葉女」→酉の市 [補説]書名別項。→一の酉
いちのとり【一の酉】
武田麟太郎の短編小説。昭和10年(1935)12月「改造」誌に発表。
いちのみや【一宮】
愛知県北西部の市。尾張一の宮の真清田(ますみだ)神社の門前町として発展。毛織物・機械工業やアパレル産業が盛ん。平成17年(2005)4月、尾西(びさい)市、木曽川町を編入。人口37.6万(2010)。
いちぶ‐しっこうゆうよ【一部執行猶予】
裁判所が3年以下の懲役または禁錮を言い渡す場合に、刑の一部を執行し、残りの期間について執行を猶予できる制度。初めて実刑を受ける人や薬物使用者が対象。平成28年(2016)6月より導入。
いちまんえん‐けん【一万円券】
1 日本銀行券の一。額面は1万円で、昭和33年(1958)12月1日発行開始。令和6年(2024)7月3日より現在の図柄となり、表面に渋沢栄一の肖像、裏面に東京駅丸の内駅舎が描かれている。一万円...
いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】
1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)...
いちよう‐らいふく【一陽来復】
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》 2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「—の春」 3 悪いことが続...
いち‐りん【一輪】
1 開いた一つの花。「梅—」 2 一つの車輪。 3 満月。「—満てる清光の影」〈謡・姨捨〉
いちりん‐そう【一輪草】
キンポウゲ科の多年草。山裾の草地に生え、高さ20〜25センチ。葉は複葉で、小葉は羽状に深く裂けている。4月ごろ、花びら状の白い萼(がく)をもつ花を1個開く。一花草(いちげそう)。
いち‐ろく【一六】
1 ばくち・双六(すごろく)で二つの賽(さい)を振って、その目に一と六とが同時に出ること。 2 毎月の一と六のつく日。江戸時代以後、休日・稽古(けいこ)日・縁日などにあてられた。一六日(いちろく...