あさりがわ‐おんせん【朝里川温泉】
北海道小樽市、朝里川にのぞむ温泉。泉質は塩化物泉。
あさ‐れん【朝練】
学校のクラブ活動などで、朝、始業前に行う練習。
あした【朝】
1 夜の明けるころ。あさ。⇔夕べ。「吾を呼び醒ませし—の使は彼なりけるよと」〈蘆花・不如帰〉 2 次の日の朝。翌朝。「野分(のわき)の—こそをかしけれ」〈徒然・一九〉
あした‐どころ【朝所】
「あいたんどころ」に同じ。「事(=豊明ノ節会)果てて、高御座(たかみくら)より—へなりぬ」〈中務内侍日記・下〉
朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて夕(ゆう)べには白骨(はっこつ)となる
《和漢朗詠集・下の「朝に紅顔あって世路に誇れども、暮(ゆふべ)に白骨となって郊原に朽ちぬ」から》この世は無常で、人の生死は予測できないことをいう。
朝(あした)に道(みち)を聞(き)かば夕(ゆう)べに死(し)すとも可(か)なり
《「論語」里仁(りじん)から》朝に人としての大切な道を聞いて悟ることができれば、その晩に死んでも心残りはないという意。
朝(あした)に夕(ゆう)べを謀(はか)らず
《「春秋左伝」昭公元年から》朝にその日の夕方のことを考えないの意から、先のことを考えない、また、考える余裕がないことをいう。朝に夕べを慮(おもんぱか)らず。
あした‐の‐つゆ【朝の露】
朝、草葉に置いた露。はかない人生のたとえに用いる。「—に異ならぬ世を」〈源・夕顔〉
あした‐の‐はら【朝原】
奈良県北西部、北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。「片岡の朝の原」と続けて詠まれた歌が多い。[歌枕]「明日からは若菜つまむと片岡の—は今日ぞ焼くめる」〈拾遺・春〉
あそみ【朝臣】
天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第二位。初めは、皇族から降下した有力氏族に与えられたが、平安時代以後は皇子・皇孫にも与えられ、姓の第一位となった。あそ。あそん。