ゆる‐らか【緩らか】
[形動ナリ] 1 ゆるいさま。締めつけ、張りがきつくないさま。ゆるるか。「帯—にかけて参る後ろで」〈落窪・一〉 2 動きがゆっくりしているさま。ゆるやか。ゆるるか。「いと—にうち誦(ず)じたるを...
ゆん‐づえ【弓杖】
《「ゆみづえ」の音変化》 1 弓を杖とすること。また、その弓。ゆづえ。「—を突いて生田の森の逆茂木(さかもぎ)を上り越え」〈平家・九〉 2 「弓丈(ゆんだけ)」に同じ。「—五杖ばかり」〈太平記・一〇〉
ユンボ【jumbo】
削岩機・掘削機などを載せた大型台車。商標名。 [補説]英語の発音はジャンボとなるが、土木現場ではユンボと呼ぶ。
ユーカリ‐の‐き【ユーカリの木】
フトモモ科の常緑高木。高さ約60メートルにもなる。葉は卵形から笹の葉状に細長いものまであり、樟脳(しょうのう)のような香りがする。夏に開花し、緑白色の雄しべが目立つ。実は青白色の倒卵形で硬い。葉...
よあけまえ【夜明け前】
島崎藤村の長編小説。昭和4〜10年(1929〜1935)発表。明治維新前後の動乱の時代を背景に、木曽馬籠宿の旧家の当主、青山半蔵の苦難の一生を描く。モデルは作者の父。昭和28年(1953)、吉村...
よう【俑】
《人形(ひとがた)の意》中国で、死者とともに埋葬した人形。死者の臣下・妻妾(さいしょう)・衛兵・愛玩動物などをかたどる。材質により、陶俑・木俑・金属俑などに分けられる。戦国時代以降のものが多く、...
よう【曜】
[音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) [学習漢字]2年 1 光り輝く。「照曜・黒曜石」 2 太陽・月と火・水・木・金・土の五星の称。「七曜星」 3 一週間を七曜に配して呼ぶ称。「曜日(ようび)/日曜・...
よう【楊】
[人名用漢字] [音]ヨウ(ヤウ)(呉)(漢) [訓]やなぎ 木の名。カワヤナギ。ネコヤナギ。「楊弓・楊枝(ようじ)・楊柳/垂楊・白楊(はくよう)」 [名のり]やす [難読]黄楊(つげ)・白楊(...
よう【葉】
[名]木の葉の縁(ふち)のような、とがった切れ込み。「これは—の入りて、木にて縁をしたりければ」〈徒然・三三〉 [接尾]助数詞。 1 木の葉や紙など、薄いものを数えるのに用いる。「三—の写真...
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...