とうしょうだい‐じ【唐招提寺】
奈良市にある律宗の総本山。開創は天平宝字3年(759)、鑑真(がんじん)の開山で、ここに戒壇を設け律宗の根本道場とした。金堂、平城宮の朝集殿を移築した講堂、経蔵・宝蔵などは奈良時代の建物で国宝。...
とうだい‐じ【東大寺】
奈良市にある華厳宗の大本山。南都七大寺の一。聖武天皇の発願により創建。行基が勧進し、良弁(ろうべん)が開山。本尊の盧舎那(るしゃな)仏(奈良の大仏)の開眼供養は天平勝宝4年(752)。同6年には...
とうふく‐じ【東福寺】
京都市東山区にある臨済宗東福寺派の大本山。山号は慧日山。開創は嘉禎2年(1236)、開山は円爾、開基は九条道家。京都五山の第四位。九条家の氏寺で、東大寺と興福寺から1字ずつとって寺名とした。創建...
とうふくじ‐は【東福寺派】
臨済宗の一派。円爾を祖とし、東福寺を本山とする。
どう‐しゅ【堂衆】
《「どうじゅ」とも》 1 学僧に仕えていた童子で、出家得度した者。どうしゅう。 2 天台宗教団での下級の僧で、寺院の諸堂に分属して雑役に従事した者。どうしゅう。 3 真宗の本山や別院で法要を勤め...
なかやま‐でら【中山寺】
兵庫県宝塚市にある真言宗中山寺派の大本山。山号は紫雲山。用明天皇元年(586)聖徳太子の開創と伝える。現在の堂宇は慶長8年(1603)豊臣秀頼の再建。西国三十三所第24番札所。仲山寺。中山観音。
なりあい‐じ【成相寺】
京都府宮津市にある高野山真言宗の別格本山。山号は成相山。西国三十三所第28番札所。開創は慶雲年間(704〜708)、開山は真応と伝える。橋立観音。
なんぜん‐じ【南禅寺】
京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山。正しくは太平興国南禅禅寺。山号は瑞竜山。正応4年(1291)無関普門を開山とし、亀山法皇の離宮を寺としたのに始まる。足利義満のとき、五山の別格上位に列せ...
なんぜんじ‐は【南禅寺派】
京都の南禅寺を本山とする臨済宗の一派。無関普門を始祖とする。
にし‐ほんがんじ【西本願寺】
浄土真宗本願寺派の本山である本願寺の通称。→本願寺