えんざん【塩山】
山梨県甲州市の地名。旧市名。青梅街道の旧宿場町で、甲州ブドウ・モモの産地。恵林寺(えりんじ)・向嶽寺(こうがくじ)がある。平成17年(2005)勝沼町・大和村と合併して甲州市となった。→甲州
えんせいしかとじょせい【厭世詩家と女性】
北村透谷による評論。明治25年(1892)キリスト教系の女性誌「女学雑誌」に発表。著者が文芸評論家として注目されるきっかけとなった。
えんらい【遠雷】
立松和平の長編小説。都市近郊農村でトマトのハウス栽培を行う青年を主人公に、都市化の波とともに崩壊していく共同体の姿を生々しく描く。昭和55年(1980)、第2回野間文芸新人賞を受賞した著者の出世...
おい‐おい【追い追い】
[副] 1 順を追って。だんだんに。しだいに。「この問題は—(と)説明します」 2 引き続いて。つぎつぎと。「奥筋の方でもあの御家中方(ごかちゅうかた)には—難儀をしたとありましたが」〈藤村・夜...
おいしいコーヒーのいれかた【おいしいコーヒーのいれ方】
村山由佳によるライトノベルのシリーズ名。シリーズ開始時に男子高校生だった勝利を主人公に、年上の従姉妹(いとこ)とのもどかしい恋を描く。第1作「キスまでの距離」は平成6年(1994)刊行。シリーズ...
オイミャコン【Oymyakon/Оймякон】
ロシア連邦東部、サハ共和国の村。インディギルカ川上流部、オイミャコン盆地内にあり、北極圏のわずかに南側に位置する。ベルホヤンスクと並ぶ北半球の寒極の一つとして知られる。
おう【翁】
[常用漢字] [音]オウ(ヲウ)(漢) [訓]おきな 1 男の老人。おきな。「村翁・老翁・白頭翁・不倒翁」 2 男の老人の敬称。「杜翁(とおう)(トルストイ)・奈翁(なおう)(ナポレオン)」 [...
おう‐か【王化】
王者の仁徳により万民を感化し世の中をよくすること。君主の徳化。おうけ。「万民を—に浴させたい」〈藤村・夜明け前〉
おうかんのき【往還の記】
竹西寛子による古典文学評論。副題「日本の古典に思う」。昭和39年(1964)発表。同年、第4回田村俊子賞受賞。
おうきゅう‐きけんどはんてい【応急危険度判定】
地震で被災した建築物が、その後の余震などで倒壊したり、建物の一部が落下・転倒したりする危険性を判定する調査。被災した建物への立ち入りや落下物などによる二次的災害の防止を目的として地震発生の直後に...