くぎ‐じめ【釘締め】
1 戸や箱のふたなどに釘を打ちつけて、開かないようにすること。釘付け。 2 隠し釘を打つ工具。へしこみ。 3 念を入れて約束すること。釘をさすこと。「先頃(いつぞや)婚礼の、その席にても嗜ました...
釘(くぎ)を刺(さ)・す
約束違反や言い逃れができないように念を押す。釘を打つ。「他言するなと—・される」
くく・る【括る】
[動ラ五(四)] 1 ひもや縄などを掛けて、ばらばらの物を一つにまとめて縛る。束ねる。「古新聞をひもで—・る」 2 ある物に他の物を縛りつける。ひっくくる。「犯人を木に—・る」 3 物事にまとま...
くぐ‐なわ【莎草縄】
クグの茎を裂いて作る細い縄。銭差しや器物を束ねるのに使う。くぐつな。
くさ‐たばね【草束ね】
1 女性の髪形の一。油をつけず、飾りもなしで束ねるもの。精進髷(しょうじんまげ)。 2 簡単に結う島田髷。享和年間(1801〜1804)に京都の祇園の遊女の間で流行。島田くずし。
楔(くさび)を刺(さ)・す
後日問題が起こらないように、しっかりと約束を確かめる。念をおす。
くさ‐ぼうき【草箒】
乾燥させたホウキグサの茎や枝を束ねて作ったほうき。
くし‐はらい【櫛払い】
櫛の歯にたまる汚れを除くため細い針金を束ねて作ったはけ。櫛帚(くしぼうき)。
くし‐まき【櫛巻】
女性の髪の結い方の一。ひもで結んだりしないで、束ねた髪を櫛に巻きつけて頭頂部に留めるだけの簡単なもの。
くだり【領/襲】
[接尾]助数詞。衣装や幕・蚊帳などを数えるのに用いる。そろい。「宮の御装束一—かづけ奉り給ふ」〈源・若菜下〉