こころ‐だのみ【心頼み】
1 ひそかに当てにして頼ること。また、その物や人。「—にして待つ」 2 結婚の内約束のしるし。「本式の言ひ入れはお前から、是はまづそれまでの—」〈浄・鑓の権三〉
こころ‐づくろい【心繕ひ】
ことさら気を配ること。心配り。心構え。「—せられて御裳束ひきつくろひて参られたりければ」〈愚管抄・四〉
こ‐ごし【小腰】
1 腰。腰部。また、腰のちょっとしたしぐさをいう。 2 女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、前に回して結ぶ細いひも。
こ‐ごしょ【小御所】
1 京都御所内の建物の一。紫宸殿(ししんでん)の東北にある。 ㋐室町時代、将軍参内のとき、休息したり装束を改めたりするために設けられた所。 ㋑江戸時代、天皇が幕府の使者、所司代、諸侯などを謁見し...
コサージ【corsage】
1 女性が、胸・襟・肩などに留める小さい花束や花飾り。生花・造花などを使う。コサージュ。 2 ⇒コルサージュ1
こし‐まき【腰巻(き)】
1 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。 2 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服...
こ‐そで【小袖】
1 現在の和服のもととなった、袖口の小さく縫いつまっている衣服。平安末期ごろは貴族が装束の下に着る白絹の下着であったが、鎌倉時代になると一般に袖に丸みをつけて数枚を重ね着しはじめ、しだいに上着の...
こ‐たば【小束】
小さくくくってたばねたもの。小さい束。⇔大束。
こっかいかいせつ‐せいがんうんどう【国会開設請願運動】
明治政府に対する国会開設要求運動。明治7年(1874)民撰議院設立建白書の提出に始まり、愛国社の再興から拡大し、同13年には国会開設請願書を政府に提出、最高潮に達した。同14年に政府は10年後の...
こっかい‐けつぎ【国会決議】
衆議院または参議院の本会議で可決される決議。憲法に明文規定がある衆議院の内閣不信任決議・信任決議などを除き、多くの場合、法的拘束力はない。