ゆき‐か・う【行(き)交う/往き交う】
[動ワ五(ハ四)] 1 行き来をする。往来する。いきかう。「車が—・う」 2 訪問しあう。交際する。「互いに—・った仲」 3 あるものが去って他のものが代わって来る。「楽しび悲しび—・ふとも」〈...
ゆき‐き【行(き)来/往き来】
[名](スル) 1 行くことと来ること。また、行ったり来たりすること。往来。いきき。「車が—する道」 2 親しくつきあうこと。交際。いきき。「親の代から—している家」
ゆき‐じもの【雪じもの】
《「じもの」は接尾語》雪のようなもの。副詞的に用い、雪のようにの意で、「行き」にかかる序詞の一部となる。「ひさかたの天伝(あまづた)ひ来る—行き通ひつつ」〈万・二六一〉
ゆき‐つぶて【雪礫】
雪をこぶし大に握り固めて、つぶてのようにしたもの。雪合戦などで投げる。《季 冬》「靴紐を結ぶ間も来る—/汀女」
ゆくさ‐くさ【行くさ来さ】
行く時と来る時。「白菅(しらすげ)の真野の榛原(はりはら)—君こそ見らめ真野の榛原」〈万・二八一〉
ゆり‐かえし【揺り返し】
ゆりかえすこと。特に、地震のあとの余震。揺り戻し。「—が来る」
よ‐けん【予見】
[名](スル)物事の起こる前に、その事を見通すこと。「今日という日の来ることを—する」
よ‐さり【夜さり】
《「さり」は来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から》 1 夜になるころ。夜。ようさり。「私などは—店を了(しま)いますると」〈鏡花・草迷宮〉 2 今夜。今晩。「大納言—斬らるべう候ふなれ...
よし‐な・い【由無い】
[形][文]よしな・し[ク] 1 そうするいわれがない。理由がない。「—・い言い分を繰り返す」 2 そのかいがない。つまらない。くだらない。「—・い長話」「—・い人に組みしたのが運のつきだと」〈...
よ・せる【寄せる】
[動サ下一][文]よ・す[サ下二] 1 近づく。寄る。また、攻めて近くに迫る。「波が岸辺に—・せる」「敵勢が—・せて来る」 2 (普通「よせてもらう」「よせていただく」の形で)訪問する意のへりく...