とう‐かん【東関】
1 東方の関所。特に、京都の東にある逢坂(おうさか)の関。「昨日は—の麓にくつばみをならべて十万余騎」〈平家・七〉 2 関東のこと。「あるは西海の波の上、あるは—の雲のはて」〈平家・一二〉
とうかんきこう【東関紀行】
鎌倉中期の紀行。1巻。作者は鴨長明・源光行・源親行などが擬せられたが未詳。仁治3年(1242)以後に成立。京都から鎌倉に下る旅と、鎌倉滞在中の見聞を、流麗な和漢混交文で記したもの。
ひがしかんとう‐じどうしゃどう【東関東自動車道】
東京と千葉・茨城を結ぶ高速道路。千葉・木更津の各市を経て館山市に至る館山線と、習志野市で分岐して佐倉・佐原の各市を経て茨城県潮来市に至る水戸線とがある。一般には水戸線の市川—潮来間をさす。
ひがしかんとう‐どう【東関東道】
東関東自動車道の略称。