おきて【掟】
《動詞「おき(掟)つ」の連用形から》 1 守るべきものとしてすでに定められている事柄。その社会の定め。決まり。また、法律。法度(はっと)。「家の—」「—に背く」 2 かねてからの心づもり。計画。...
おき‐びしゃく【置き柄杓】
茶の湯の風炉点前で、湯をくみ出したあとの柄杓の置き方の一。柄の上から親指、下からその他の指をそろえて持って置く。
おく‐がろう【奥家老】
江戸時代、大名の家で奥向きの事柄を取り締まった家老。⇔表家老。
おく‐ゆかし・い【奥床しい】
[形][文]おくゆか・し[シク] 1 深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。「人柄が—・い」 2 《「奥行かし」で、心がひかれる意から》奥にひそむものに強く心がひかれ...
おく‐ゆき【奥行(き)】
1 家屋や地所などの、表から奥までの距離。「—のある庭」⇔間口(まぐち)。 2 知識・思慮・人柄などの奥深さ。深み。「—がある作風」
オクラ【okra】
アオイ科の多年草。日本では一年草。高さ0.5〜2メートル。葉は3〜5裂し、長い柄をもち互生。夏から秋、黄色い5弁花を開く。実は角状で、若いものを食用にする。アフリカ北東部の原産。アメリカねり。陸...
おく・る【送る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐物や情報などを、先方に届くようにする。「荷物を—・る」「信号を—・る」「視線を—・る」 ㋑人を、ある役割をもたせて差し向ける。派遣する。「刺客を—・る」「企業に人材を—・...
おさ‐しだ【筬羊歯】
シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。日本特産で、本州以西の山地に自生。栄養葉は羽状に裂けており、形が筬に似る。胞子葉は柄が長く、羽片が少ない。
お‐ざ・す【建す】
[動サ四]《「尾指す」の意》北斗七星の柄の先が十二支のいずれかの方向を指す。陰暦の1月には寅(とら)の方向を、2月には卯(う)の方向をと、順に1年の間に十二支の方向を指す。「北斗も—・す丑三つの...
おしえ【教え】
1 教えること。教育。「—を受ける」 2 教える事柄・内容。教訓。戒め。「父母の—に従う」 3 宗教の教えるところ。教義。「キリストの—」