い‐かい【位階】
長く官職にあった者や特に功績のあった者などに与えられる栄典の一。元来は官人の序列で、推古天皇11年(603)の冠位十二階に始まり、大宝令とこれを改定した養老令の位階制が長く行われた。皇族の親王は...
えいてん‐たいけん【栄典大権】
明治憲法下における、栄典を授与する天皇の大権。
こくじ‐こうい【国事行為】
日本国憲法の定めるところにより、天皇が内閣の助言と承認によって行う国事に関する形式的・儀礼的な行為。法律などの公布、国会の召集、衆議院の解散、国務大臣の任免の認証、栄典の授与など。→公的行為 →...
しょうくん‐きょく【賞勲局】
勲位・勲章・褒章など、栄典に関する事項をつかさどる官庁。明治9年(1876)設置。第二次大戦後、総理府賞勲部に改組、昭和39年(1964)総理府賞勲局となり、平成13年(2001)以降は内閣府賞勲局。
たいけん‐じこう【大権事項】
明治憲法下で、天皇の大権に属した事項。帝国議会の召集・開会、法律の裁可、文武官の任免、陸海軍の統帥、宣戦、講和、条約の締結、栄典の授与など。
たいけん‐めいれい【大権命令】
明治憲法下で、大権事項を内容とした命令。勅令の一種で、官制・軍令・栄典令・恩赦令などがこれにあたる。
てん【典】
[音]テン(呉)(漢) [訓]のり さかん [学習漢字]4年 1 基本となる書物。「典籍/経典(けいてん・きょうてん)・原典・古典・辞典・出典・聖典・仏典・文典・宝典」 2 いつも変わらぬ基準。...
ないかく‐ふ【内閣府】
内閣に置かれる行政機関の一。内閣官房を助け、内閣の重要政策に関して各省より一段高い立場から企画立案・総合調整を行う。また、皇室、栄典および公式制度、北方対策など内閣総理大臣が直轄する行政事務の処...
にほんこくけんぽう‐だいしちじょう【日本国憲法第七条】
日本国憲法第1章「天皇」の条文の一。天皇の国事行為について規定する。 [補説]日本国憲法第7条天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。1 憲法改正、法律、政令及...
にほんこくけんぽう‐だいじゅうよんじょう【日本国憲法第十四条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。法の下の平等について規定する。 [補説]日本国憲法第14条1 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政...