ほん‐し【本師】
仏語。 1 根本の導師。特に、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)のこと。 2 僧となるとき、剃髪(ていはつ)・授戒にたずさわった師。
ほん‐しつ【本質】
1 物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「—に迫る」「—を見きわめる」 2 哲学で、存在するものの基底・本性をなすもの。 ㋐偶有性に対立し、事物に内属する不変の性質。 ㋑実存に対立し...
ほんしつ‐てき【本質的】
[形動]物事の根本的な性質にかかわるさま。「—な問題に触れる」「両者は—に異なる」
ほんじ‐しん【本地身】
仏語。密教で、一切のよりどころとなる根本の法身。大日如来をいう。本地法身。
ほんじょう【本庄】
埼玉県北部の市。利根川の南岸に位置する。近世は中山道の宿場町、明治以降は養蚕で栄えた。平成18年(2006)1月、児玉町と合併。人口8.2万(2010)。
ほんじょう‐じ【本成寺】
新潟県三条市にある法華宗陣門流の総本山。山号は、長久山。永仁5年(1297)日印の開山で、青蓮華寺と称したが、のち師の日朗を招いて初祖とし、本成寺と改め、本門三大秘法の根本道場とした。
ほん‐せつ【本説】
《古くは「ほんぜつ」とも》 1 根拠となる確かな説。典拠。「この月、よろづの神達太神宮へ集まり給ふなどいふ説あれども、その—なし」〈徒然・二〇二〉 2 和歌・連歌・俳諧・能楽で、1句・1詞章を作...
ほん‐そく【本則】
1 根本・標準になる規則。原則。たてまえ。 2 法令の本体となる部分。⇔付則。
ほんぞうわみょう【本草和名】
平安時代の本草書。2巻。深根輔仁(ふかねすけひと)著。延喜18年(918)ごろ成立。本草約1025種の漢名に、別名・出典・音注・産地をつけ、万葉仮名で和名を注記したもの。
ほん‐たい【本体】
《古くは「ほんだい」とも》 1 そのものの本当の姿。正体。「—の得知れぬ、一種不思議な力に誘(いざな)われて」〈二葉亭・浮雲〉 2 付属物を除いた、主になる部分。「カメラの—」「—価格」 3 神...