わさび‐の‐き【山葵の木】
ワサビノキ科の落葉小高木。全体に辛味がある。樹皮は灰色をし、材は軟らかい。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。花は白く蝶形で香りがあり、円錐状につく。実は細長く、枝からぶら下がる。若葉や根を香辛料に...
わし【私/儂】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。近世では女性が親しい相手に対して用いたが、現代では男性が、同輩以下の相手に対して用いる。「—がなんとかしよう」「こな様それでも済もぞいの、—は病にな...
ワタダーゲ【Vatadage】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏塔。クワドラングルとよばれる城壁に囲まれた遺跡群の一。ポロンナルワにシンハラ王朝の都が置かれる以前の創建とされる。四方に守護神像が置かれた円形の仏塔で、か...
わた‐どの【渡殿】
寝殿造りの二つの建物をつなぐ屋根付きの廊下。渡り殿。細殿。
わたなべ‐は【渡辺派】
自由民主党にあった派閥の一。政策科学研究所の平成2年(1990)から平成11年(1999)における通称。中曽根派を渡辺美智雄(みちお)が継承。平成7年(1995)の渡辺の死後も「旧渡辺派」と呼ば...
わたらせ‐がわ【渡良瀬川】
利根川の支流の一。栃木県西部の庚申(こうしん)山付近に源を発し、渡良瀬遊水地を経て、茨城県古河市と埼玉県加須市の境を流れ、利根川に合流する。長さ109キロ。明治中期以後、足尾銅山の鉱毒が流入し、...
わ‐だいおう【和大黄】
1 ギシギシの別名。 2 ダイオウの近縁種カラダイオウの根茎を乾燥させたもの。健胃剤などに利用。
わだかま・る【蟠る】
[動ラ五(四)] 1 輪状に曲がって巻いている。とぐろを巻く。「—・っている蛇」 2 入り組んで複雑に絡み合っている。「老松の根が—・っている」 3 心に不平・不満・不安などがあって晴れ晴れしな...
ワット‐シェントーン【Wat Xiengthong】
ラオス北部の古都ルアンパバンにある仏教寺院。1560年、ランサン王朝第18代王セーターティラートにより、王室寺院として建立。本堂はゆるやかに湾曲した屋根が幾重にも重なるルアンパバン様式で建てられ...
ワット‐チョムサワン【Wat Chom Sawan】
タイ北部の町プレーにある仏教寺院。旧市街の城壁の外に位置する。シャン族により建立。何重にも重なる屋根など、ビルマ風の建築様式を取り入れた木造建築として知られる。