おがたま‐の‐き【小賀玉の木】
モクレン科の常緑高木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚く、光沢がある。春、葉の付け根に芳香のある大形の花をつけ、萼(がく)・花びらとも白色で6枚ずつある。神社によく植えられ、材を床柱や器具に、葉を香...
おき【隠岐】
旧国名の一。現在の島根県隠岐諸島にあたる。隠州(いんしゅう)。
おき‐がた【置(き)形/置(き)型】
布や紙に型紙を置き、墨や絵の具をすりつけて模様を表したもの。また、その型紙。「細い矢羽根の—の浴衣」〈秋声・足迹〉
おき‐くうこう【隠岐空港】
島根県隠岐郡隠岐の島町にある空港。地方管理空港の一。昭和43年(1968)開港。隠岐諸島中最大の島、島後の南部に位置する。愛称、隠岐世界ジオパーク空港。 [補説]愛称は、隠岐諸島が世界ジオパーク...
おき‐しょとう【隠岐諸島】
島根県北東部、日本海にある諸島。島前(どうぜん)(知夫里(ちぶり)島・西ノ島・中ノ島)と島後(どうご)、およびその他の小島からなる。後鳥羽上皇・後醍醐天皇などの配流の地。おきのしま。
おきな‐ぐさ【翁草】
1 キンポウゲ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約30センチ。全体に長く白い毛が生え、葉は羽状複葉。春、暗赤褐色の花を1個下向きにつける。実は白い毛をもち、風で飛ぶ。根を漢方で白頭翁とい...
おぎ【荻】
イネ科の多年草。湿地に群生。高さ約2メートルになり、根茎が地中を走り、茎を1本ずつ立てる。葉は長く、幅広く、縁がざらつく。秋、ススキに似た花穂(かすい)を出すが、ススキより大形で銀白色。ねざめぐ...
おく【屋】
[音]オク(ヲク)(呉)(漢) [訓]や [学習漢字]3年 〈オク〉 1 住まい。いえ。「屋外・屋内/家屋・社屋・書屋・廃屋・茅屋(ぼうおく)・陋屋(ろうおく)」 2 やね。「屋上」
〈や〉...
おく‐う【屋烏】
屋根にとまっている烏(からす)。
屋烏(おくう)の愛(あい)
《「説苑(ぜいえん)」貴徳から》人を深く愛すると、その家の屋根にとまっている烏(からす)にまで愛がおよぶようになるということ。愛情の深いことのたとえ。