あん‐らく【安楽】
[名・形動]心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。また、そのさま。「老後の—を願う」「—な生活を送る」
あんらく‐あん【安楽庵】
三重県専修寺境内にある茶室。千道安と織田有楽の共作で、両者の名を1字ずつとって庵名としたという。 京都誓願寺竹林院に安楽庵策伝が開いた庵。
あんらく‐こく【安楽国】
極楽浄土の別名。この地には苦悩がなく、安穏快楽(あんのんけらく)であるところからいう。安楽浄土。安楽世界。
あんらく‐し【安楽死】
回復の見込みがなく苦痛の激しい病人が、本人の意志のもと、延命を拒んだり死期を早める処置を受けたりして死ぬこと。また、その死。ユータナジー。オイタナジー。→積極的安楽死 →消極的安楽死
あんらくしゅう【安楽集】
中国、唐代の仏教書。2巻。道綽(どうしゃく)撰。観無量寿経を解説し、仏教を聖道(しょうどう)門と浄土門に分けて説いた最初のもの。末法の世には阿弥陀仏の本願を信じて極楽往生を願うべきと説く。
あんらく‐じ【安楽寺】
長野県上田市別所温泉にある曹洞宗の寺。安楽護聖禅寺。平安時代、円仁の開創と伝えるが、天正年間(1573〜1592)、高見順宗が再興して曹洞宗となる。八角三重塔は国宝。別所観音。
あんらく‐せかい【安楽世界】
「安楽国」に同じ。
アー【(ドイツ)A/a】
音楽で、音名の一。イ音。エー。
アーサーズパス‐こくりつこうえん【アーサーズパス国立公園】
《Arthur's Pass National Park》ニュージーランド南島中北部にある国立公園。サザンアルプス北端の峠、アーサーズパスを中心に、周辺を標高2000メートル以上の峰々が囲む。古...
アーシー【earthy】
[形動] 土の香りのするような感じだ。どろ臭い。主に黒人音楽のリズム‐アンド‐ブルース・ゴスペル・ソウルなどの野性的で素朴なサウンドを形容するのに用いる。「骨太で—なロック」「—な演奏」