ベータラクタムけい‐こうせいぶっしつ【ベータラクタム系抗生物質/βラクタム系抗生物質】
《β-lactam antibiotics》化学構造中にベータラクタム環を有する抗生物質の総称。ペニシリン系・セフェム系などはこれに属する。細菌の細胞壁の合成を妨げることにより殺菌作用を示す。
ベーパー‐チャンバー【vapor chamber】
ヒートパイプの原理を利用した面状の放熱部品。中空構造の金属内に封入された作動液が気化・液化を繰り返すことで、熱源から離れた場所に熱を輸送する。小型化・薄型化が進み、パソコンやスマートホンのGPU...
ペプチドグリカン【peptidoglycan】
多糖類とペプチドからなる高分子。原核生物の細胞壁を構成する主成分であり、糖鎖とペプチドが架橋した網状の構造をもつ。ムコペプチド。ムレイン。
ペロブスカイト‐こうぞう【ペロブスカイト構造】
《「ペロフスカイト構造」とも》複酸化物がとる結晶構造の一。灰チタン石(ペロブスカイト)が同構造をとることに由来する。イオンA、イオンB、および酸素Oからなる化学組成ABO3で示される酸化物のうち...
ペロブスカイト‐たいようでんち【ペロブスカイト太陽電池】
《「ペロフスカイト太陽電池」とも》ペロブスカイト構造の結晶材料を用いる太陽電池。既存の太陽電池に積層することでエネルギー変換効率を向上させるほか、溶液塗布による作成や折り曲げ加工が可能。安価で高...
ホイップ‐アンテナ【whip antenna】
細い線型のアンテナ。指向性はなく、どの方向からの電波も受信できる。構造が単純で、小型ラジオや携帯型の無線通信端末などに用いられる。伸縮可能なものはロッドアンテナとよばれる。
ほうおう‐さんざん【鳳凰三山】
山梨県北西部、赤石山脈北部の山群。標高2840メートルの観音ヶ岳、2780メートルの薬師ヶ岳、2764メートルの地蔵ヶ岳の総称。全山が花崗岩からなり、険しい山となっている。古くから信仰登山が行わ...
ほうけん‐しゅぎ【封建主義】
封土の授与を基礎として封建領主とその臣下との間に成立する主従関係。また、その関係が社会構造の基本であるとする主張。
ほうこう‐かん【芳香環】
芳香族化合物に含まれる環状の構造。ベンゼン環・ナフタレン環・アントラセン環など。芳香族環。
ほう‐しゃかいがく【法社会学】
法を他の社会現象との関連において考察し、法の機能・構造などを社会学的な方法・理論により経験科学的に研究しようとする学問。