めい‐ぶん【名分】
1 立場・身分に応じて守らなければならない道義上の分限。「—を立てる」「大義—」 2 事をするについての表向きの理由。名目。「機構改革を進めるには—に欠ける」
メカニカル‐コンペンセーター【mechanical compensator】
ズームレンズの焦点距離を変える際に、焦点の位置が移動しないよう、カムなどの部品を使ってレンズの配置を機械的に補正する機構。
メカニクス【mechanics】
《「メカニックス」とも》 1 機械学。力学。 2 機械などの仕組み・構造・機構。
メカニズム【mechanism】
1 機械仕掛け。装置。メカ。 2 機構。仕組み。メカ。「人体の—」 3 哲学で、機械論。
メムス【MEMS】
《micro electro mechanical systems》半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、モーターや駆動系などの機構を組み込んだ超小型の機械システム。微小電気機械...
めん‐えき【免疫】
1 病原体や毒素、外来の異物、自己の体内に生じた不要成分を非自己と識別して排除しようとする生体防御機構の一。本来は、ある特定の病原体に一度感染して回復できると抵抗性をもつようになり、同じ病気にか...
めんえき‐がく【免疫学】
免疫の機構の解明およびその応用を図る学問。抗体・補体・抗原の化学的構造や機能を研究する免疫化学なども含まれる。
めんえき‐けい【免疫系】
免疫応答に関わるさまざまな機構の総称。体内に侵入した病原体などの異物やがん細胞などの異常な細胞を認識し、死滅させることによって、生体を病気から守る役割を果たす。免疫システム。
めんえき‐とうひ【免疫逃避】
ウイルスなどの病原体やがん細胞が、何らかの機構によって免疫系から逃れること。免疫系は、病原体やがん細胞を排除できなくなったり、異物として認識できなくなったりする。ワクチンなどで得た抗体が効かなく...
めんえきふぜん‐しょうこうぐん【免疫不全症候群】
免疫機構が機能しないため、病原微生物への抵抗力がなく、感染症に繰り返しかかり、重症化し、治りにくい状態を呈するもの。原発性のものと後天性のものとがある。