ざい‐さん【財産】
1 個人や団体などの所有している、金銭・有価証券や土地・家屋・物品などの金銭的な価値のあるものの総称。資産。「一代で—を築きあげる」「子供に—を残す」 2 ある主体に属する積極財産(資産)と消極...
ざん‐かい【残懐】
思い残すこと。また、その思い。「国家の末を思いいたれば、—山のごとく此胸やぶるるばかり」〈一葉・うもれ木〉
ざん‐しん【残心】
1 心をあとに残すこと。心残り。未練。 2 武芸で、一つの動作を終えたあとでも緊張を持続する心構えをいう語。剣道で、打ち込んだあと相手の反撃に備える心の構え。弓道で、矢を射たあとの反応を見きわめ...
しい‐しゅ【旨趣】
「ししゅ(旨趣)」の慣用読み。「心の底に—を残すべきにあらず」〈高野本平家・二〉
シギショアラ【Sighişoara】
ルーマニア中央部の都市。ドイツ語名シェースブルク。トランシルバニア地方の中心地。12世紀末、ドイツのザクセン地方からの移住者により建設。15世紀から16世紀にかけて、多くのギルドや工房を擁し発展...
し‐ごと【仕事】
[名](スル)《「し」はサ変動詞「す」の連用形。「仕」は当て字》 1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの—」「—が手につかない」 2 生計を立てる手段として従事する事柄。...
し‐さい【子細/仔細】
[名・形動] 1 事細かであること。また、そのさま。詳細。「—な検討」「—に述べる」 2 詳しい事情。一部始終。「事の—を記録に残す」 3 特別の理由。こみいったわけ。「—があって話はできない」...
し‐しゅ【旨趣】
《慣用読みで「しいしゅ」とも》 1 事柄の意味・理由。趣旨。「発議の—を述べる」 2 心の中で考えていること。所存。「最後の申し状と存ずれば、心底に—を残すべからず」〈盛衰記・六〉
し・する【死する】
[動サ変][文]し・す[サ変]死ぬ。「虎は—・して皮を留め、人は—・して名を残す」
した‐よみ【下読み】
[名](スル) 1 書物や文書・資料などを前もって読んで、調べておくこと。下見。 2 文学賞などで、最終選考に残すものを決めるために作品を読むこと。また、その担当者。