がっしょう‐づくり【合掌造(り)】
民家の建築様式の一。岐阜県の白川郷、富山県の五箇山(ごかやま)にみられる。草葺(くさぶ)き切妻造りあるいは入母屋(いりもや)造りで、巨大な合掌を小屋組とするもの。屋根裏が3、4階に及び、蚕室など...
き‐ふ【棋布/棊布】
[名](スル)碁石を並べたように点々と散らばっていること。「畑の中に点々と—した民家は」〈寅彦・写生紀行〉
きょう‐ごうし【京格子】
竪子(たてご)の特に細い連子(れんじ)格子。京都の民家に多くみられる。
くしがた‐まど【櫛形窓】
櫛形の窓。欄間や付(つけ)書院などに設けられる。江戸時代にはぜいたくなものとして、民家には禁止されていた。くしがた。
こ‐ひら【小平】
1 建築で、長方形のこと。 2 寄棟造(よせむねづく)りの民家で、妻側にある三角形の屋根面。
こ‐みんか【古民家】
日本の伝統的な様式で、古い時代に建てられた民家。武家屋敷なども含む。
ごかやま【五箇山】
富山県南砺(なんと)市の南東部、庄川上流の地域。合掌造りの民家がある。平家の落人(おちうど)伝説の地。平成7年(1995)「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。...
ゴスラー【Goslar】
ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の都市。10世紀にハルツ山脈のランメルスベルク鉱山において採鉱(金・銀・銅・鉛)が始まり、神聖ローマ帝国の直轄領として発展。13世紀には神聖ローマ帝国の自由都市と...
ザーンセ‐スカンス【Zaanse Schans】
オランダ、ノルトホラント州の町。ザーン川に沿って、17〜18世紀に建てられた風車や伝統的な民家があり、多くの観光客が訪れる。
シギショアラ【Sighişoara】
ルーマニア中央部の都市。ドイツ語名シェースブルク。トランシルバニア地方の中心地。12世紀末、ドイツのザクセン地方からの移住者により建設。15世紀から16世紀にかけて、多くのギルドや工房を擁し発展...