かき‐の‐たみ【部曲/民部】
⇒かきべ
かき‐べ【部曲/民部】
律令制以前における豪族の私有民。それぞれ職業を持ち、蘇我部・大伴部のように主家の名を上に付けてよばれた。大化の改新後は廃止され、特に天武朝後は公民となった。かき。かきのたみ。→部(べ) →部民(...
みん‐ぶ【民部】
1 古代中国の官名。後周代に設置され、人民の衆寡を計ることをつかさどった。唐代以降、戸部と改称された。 2 「民部省」の略。
みんぶ‐きょう【民部卿】
民部省の長官。
たみ‐の‐つかさ【民部省】
⇒みんぶしょう(民部省)
みんぶ‐しょう【民部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。諸国の戸口・戸籍・山川・道路・租税・賦役などに関する事務をつかさどった。たみのつかさ。 2 明治2年(1869)に設置された中央官庁の一。土木・駅...
みんぶしょう‐さつ【民部省札】
明治2年(1869)に民部省が発行した小額不換紙幣。同12年に廃止。省札。