なら◦ない
[連語]《動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 (「てならない」の形で)その事について抑えようのない気持ちを表す。「話の続きが気になって—◦ない」「おかしくて—◦ない」 2 ...
なり
[接助]動詞・動詞型活用語の終止形に付く。 1 ある動作・作用が終わったと同時に、他の動作・作用が行われる意を表す。…するとすぐに。「玄関に入る—、異様な気配に気づいた」「床に就く—、いびきを...
なり‐あがり【成(り)上(が)り】
成り上がること。また、その者。多く軽蔑の気持ちを込めるなどしていう。 [補説]狂言の曲名別項。→成上がり
なる‐ほど【成る程】
[副] 1 他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す。たしかに。まことに。「—それはいい」 2 その範囲でできるだけのことをする意を示す。なるべく。「そのやうに言うて皆様が召すもの...
なん‐たる【何たる】
[連体]非難・詠嘆などの気持ちを表す語。なんという。「—醜態」
[連語]どのようなものである。「学問の—かを知る」
なん‐だ【何だ】
[連語]《「だ」は断定の助動詞》 1 疑問を表す。「あの音は—」「それが—というんだ」 2 直接言うのがはばかられたり、適当な言い方が見つからなかったりする場合に、代わりに用いる語。「自分で言う...
なん‐ちゃっ‐て
[連語]《副助詞「なんて」+動詞「言う」+連語「ちゃう」+助詞「て」の「なんて言っちゃって」から変化したもの》 1 などと言ってしまって。俗に、何かを言った後に、それが失言や誇張、嘘などであった...
なんて
[副助]《副助詞「など」に格助詞「と」の付いた「などと」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の終止形に付く。 1 ある事物を例示して、それを軽んじたり、婉曲(えんきょく)に言ったりする意を表す...
なん‐て【何て】
[副]《「なんという」の音変化》 1 驚いたり、あきれたり、感心したりする気持ちを表す。なんという。「—だらしないんだ」「—すばらしい絵だ」 2 どのように。なんと。「—返事を書こうか」
なん‐と【何と】
《「なにと」の音変化》 [副](スル) 1 どのように。どんなふうに。どう。「これは—したことか」「—ご返事したらよいでしょう」 2 感心・失望などの気持ちを強調して表す。なんて。「—美しい花...