とお・い【遠い】
[形][文]とほ・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。 1 場所が非常に離れている。距離が十分にある。「—・い国」「—・くまで歩く」⇔近い。 2 時間が非常に離れて...
とくい‐まんめん【得意満面】
[名・形動]得意そうな気持ちが顔じゅうに満ちあふれること。また、そのさま。「—な(の)笑(え)みを浮かべる」
得心(とくしん)が行(い)・く
十分に承知する。よくわかって気持ちがおさまる。「話を聞いて—・く」
と・ける【解ける】
[動カ下一][文]と・く[カ下二] 1 結んであったものが、自然とはなれたりゆるんだりする。ほどける。「帯が—・ける」「靴ひもが—・ける」 2 束縛から解放されて自由になる。命令や規制などが解除...
と‐さ
[連語]《格助詞「と」+終助詞「さ」》ややぞんざいな気持ちをこめて引用・伝聞する意を表す。…だそうだ。…だって。「それで長者になった—」
とじ【刀自】
《「戸主(とぬし)」の意で、「刀自」は当て字》 1 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。 2 一家の主婦。「からたちの茨(うばら)刈り除(そ)け倉建てむ屎...
とそ‐きげん【屠蘇機嫌】
正月の、屠蘇を飲んでちょっと酔った、よい気持ち。
とて‐も【迚も】
[副]《「とてもかくても」の略》 1 (あとに打消しの表現を伴って用いる)どのようにしても実現しない気持ちを表す。どうしても。とうてい。「—食べられない量」「—無理な相談」 2 程度のはなはだし...
とど・く【届く】
[動カ五(四)] 1 ある所にまで至りつく。達する。及ぶ。「四十に手が—・く」「遠くまで—・く声」 2 送った品物や郵便物が相手の所に着く。「母から便りが—・く」「贈り物が—・く」 3 注意な...
と‐な
[連語]《格助詞「と」+終助詞「な」》(多く文末に用いて)確かめる気持ちで相手に問い返す意を表す。…というのだな。「すりゃ、それにひかへし雅近初め、並び居る者の首を打て—」〈伎・暫〉