かん‐きょく【寒極】
地球上で最も低い気温を記録した地点。南極のボストーク基地で、1983年にセ氏零下89.2度を記録。北半球ではシベリアのオイミャコンで1933年にセ氏零下67.7度を記録。
かんこうき‐よほう【寒候期予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。12〜2月の平均気温・合計降水量・日本海側の合計降雪量など、その年の冬の天候の大まかな傾向を予報するもので、毎年9月25日頃に、三か月予報と同時に発表される。→暖...
かんぜんへいさがた‐しょくぶつこうじょう【完全閉鎖型植物工場】
植物の育成に適した環境を人工的に制御する、外界から隔離された植物工場。人工光を利用し、気温、湿度、液肥などを管理するため、天候に依存しない栽培が可能。また、病原菌や害虫が侵入しにくいため、農薬の...
かんそう‐きこう【乾燥気候】
雨量が少ないため樹木が生育せず、最暖月の平均気温がセ氏10度以上の気候。ケッペンの気候区分における符合はB。より乾燥し植物が見られない砂漠気候(BW)とやや湿潤なステップ気候(BS)に分けられる。
かんそうだんねつ‐げんりつ【乾燥断熱減率】
水蒸気が不飽和である空気塊が上昇し、断熱膨張するときの気温の下がる割合。100メートルにつきセ氏1度の割合で下がる。
かんそく‐てん【観測点】
あるものを観測する地点。特に、気温・雨量・震度などを継続して測定するために定められた地点。
かんたい‐きこう【寒帯気候】
地球上で最も寒冷な気候。最暖月の平均気温がセ氏10度以下で、1年を通して寒い。ケッペンの気候区分における符合はE。ツンドラ気候(ET)と氷雪気候(EF)に分けられる。
かんだん‐けい【寒暖計】
人間の感じる範囲内の気温を測る温度計。
かん‐ぱ【寒波】
寒気団が温暖な地域に進入し、気温が急激に下がる現象。「—到来」《季 冬》「—急日本は細くなりしまま/青畝」
かん‐りん【寒林】
1 冬枯れの、寒々とした林。《季 冬》「野の入日燃えて—の道をはる/秋桜子」 2 《(梵)Śitavanaの訳》インドのマガダ国にあった林の名。山深く気温が低い所で、死体を捨てる場所であったとい...