すいかん‐ぐら【水干鞍】
水干を着るような略装のときに用いた鞍。山形が薄く、幅を狭く作ったもの。
すいかん‐けい【水管系】
ウニ・ヒトデなどの棘皮(きょくひ)動物の、運動器官と呼吸・排出器官との働きをする特有の構造。環状水管と五つの放射水管とからなり、管足と連絡している。
すいかん‐ばかま【水干袴】
水干を着るときにはく袴。幅の狭い括(くく)り袴で、股立(ももだち)の合わせ目とひざの上の縫い目に菊綴(きくとじ)をつけた。
すいかん‐ボイラー【水管ボイラー】
胴内に水を通した多数の管を配置し、管の外から加熱して蒸気を発生させる方式のボイラー。高温・高圧の蒸気が多量に得られる。
すい‐がい【水害】
洪水・高波などによって受ける被害。《季 夏》
すい‐がい【水涯】
水のほとり。水ぎわ。岸。「行く行く詩文を談じて—を過ぎ」〈織田訳・花柳春話〉
すいがいよぼう‐くみあい【水害予防組合】
堤防・水門の保護など水害の防御に関する事業を目的として、水害予防組合法に基づいて設立される公共組合。水害の予想される一定区域内の土地・家屋の所有者を組合員とする。
すい‐がん【水癌】
栄養状態のひどく悪いときに化膿菌と腐敗菌との混合感染によって起こる重症の口内炎。歯肉や口角から壊疽(えそ)に陥る。近年はまれ。壊疽性口内炎。ノーマ。
すい‐き【水気】
1 みずけ。しめりけ。 2 水蒸気。水煙。 3 からだがむくむこと。水腫(すいしゅ)。浮腫(ふしゅ)。「少し—が来たようにむくんでいる」〈芥川・鼻〉
すい‐き【水鬼】
1 水をつかさどるという鬼。 2 航海中に現れる怪物。船幽霊(ふなゆうれい)。