おせん‐すい【汚染水】
化学物質などで汚染された水。 [補説]平成23年(2011)の福島第一原発事故以降は、事故で放出された放射性物質を含む排水や地下水などをさすことが多い。
おち‐みず【復ち水/変若ち水】
飲むと若返るという水。月は欠けて、また満ちるところから、月の神が持っているとされた。「セーヌ川の水が夫には—になりそうである」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 「月読(つくよみ)の持てる—」〈万・三二四五〉
おちゃのみず【御茶の水】
東京都文京区湯島と千代田区神田駿河台の間を流れる神田川の掘り割り付近の称。ニコライ堂・湯島聖堂がある。江戸初期、この地にあった高林寺境内の湧き水を将軍のお茶用としたところからの名。 [補説]狂言...
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で思いを語り、迎えにきた住持と争う。 [補説]地名別項。→御茶の水
お‐ちょうず【御手水】
1 「手水」の美化語。 2 用便。また、便所を丁寧にいう語。「—に立つ」
おとし‐みず【落(と)し水】
稲を刈る前に、田を干すために流し出す水。《季 秋》「阿武隈や五十四郡の—/蕪村」
お‐みず【御水】
1 水を丁寧にいう語。また、神事・仏事などに用いられる水。「—取り」 2 俗に、水商売や、水商売で生計を立てる人のこと。
おん‐すい【温水】
あたたかい水。湯。「—プール」⇔冷水。
おん‐はいすい【温排水】
あたためられて排出される水。特に、原子力発電所で冷却に使われた海水が取水時より高温になって海に排水されるもの。
かい‐すい【海水】
海の水。ナトリウム塩・カルシウム塩を主成分とする多くの無機塩類を重量比で約3.5パーセント含み、含有成分の濃度は海域により異なるが、組成は一定している。