くさ‐の‐しる【草の汁】
草緑色の日本画用の絵の具。藍蝋(あいろう)と雌黄(しおう)とをまぜて作る。
く‐じゅう【苦汁】
1 にがい汁。 2 つらい経験。「—を飲まされる」
くじら‐じる【鯨汁】
鯨の脂肪層の肉を入れて仕立てた味噌汁。すす払いの夜に食べるとされる。《季 冬》
雲(くも)に汁(しる)
雨ごいをすると、雲が雨気を帯びること。事態が好転してくることのたとえ。
けんちん‐じる【巻繊汁】
つぶした豆腐とせん切りにした野菜を油で炒め、澄まし汁仕立てにしたもの。《季 冬》
こしかわ‐じる【越川汁】
鰍(かじか)・竹の子・白瓜(しろうり)などを実とした味噌汁。夏に賞味される。
こぶ‐だし【昆布出汁】
昆布を煮てとっただし汁。
ご【豆汁/豆油】
水に浸した大豆をひきつぶして乳状にしたもの。豆腐などの原料。まめあぶら。
ご‐じる【豆汁/呉汁】
1 水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶしたものを入れた味噌汁。 2 「ご(豆汁)」に同じ。
さく‐じゅう【搾汁】
[名](スル)果実や野菜などをしぼって、汁を取ること。また、そのしぼった汁。「柑橘類を—する」「—機」