あいごのわか【愛護の若】
説経節の曲名。また、その主人公。万治4年(1661)以前に成立。長谷観音(はせかんのん)の申し子の愛護の若は、継母により盗人の汚名を着せられ自殺するが、のち、山王権現としてまつられる。この題材は...
垢(あか)が抜(ぬ)・ける
1 「あかぬける」に同じ。 2 汚名が晴れる。「祝言させねば、娘の—・けぬ」〈浄・万年草〉
お【汚】
[常用漢字] [音]オ(ヲ)(漢) [訓]けがす けがれる けがらわしい よごす よごれる きたない 1 よごす。よごれる。きたない。「汚水・汚染・汚濁・汚物・汚穢(おわい・おあい)」 2 行為...
お‐めい【汚名】
悪い評判。不名誉な評判。「—を着せられる」「—をそそぐ」「—返上」 [補説]「汚名挽回(ばんかい)」「汚名を挽回する」は正しくないとされる。「汚名返上」「汚名を返上する」「名誉挽回」「名誉を挽回...
おめい‐へんじょう【汚名返上】
新たな成果を挙げて、悪い評判をしりぞけること。→汚名[補説]
きよ・める【清める/浄める】
[動マ下一][文]きよ・む[マ下二] 1 けがれや汚れを除き去って清らかにする。「身を—・める」 2 恥や汚名などを取り除く。すすぐ。「父祖の恥を—・めんがために」〈平家・一〇〉
けし‐さ・る【消し去る】
[動ラ五(四)]消してすっかりなくならせる。「汚名を—・ることはできない」
こくごにかんする‐よろんちょうさ【国語に関する世論調査】
文化庁が平成7年(1995)から毎年実施している世論調査。漢字・慣用句・敬語・外来語などの理解度や関心度、会話や手紙といった言語コミュニケーションの現状など、日本語とその環境に対する人々の意識を...
すす・ぐ【濯ぐ/洒ぐ/滌ぐ/漱ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「すすく」》 1 汚れを水で洗い落とす。水で清める。「洗濯物を—・ぐ」「手足を—・ぐ」 2 (漱ぐ)水などで口中をきれいにする。うがいをする。ゆすぐ。「口を—・ぐ」 3 ...
スティグマ【stigma】
恥辱。汚名。負の印。名折れ。烙印(らくいん)。