こう【江】
1 大きい河。特に、中国の揚子江。 2 琵琶湖。「十四日に—を渡りて坂本に参りしかば」〈神皇正統記・後醍醐〉
こう【江】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(漢) ゴウ(ガウ)(慣) [訓]え かわ 〈コウ〉 1 かわ。「江湖・江山/大江」 2 揚子江。「江河・江南」 3 近江(おうみ)国。「江州(ごうしゅう)」 ...
こうほ‐こう【黄浦江】
中国、揚子江の支流。江蘇省南東部を流れ、上海(シャンハイ)を通って呉淞(ウースン)で揚子江に注ぐ。長さ約160キロ。ホアンプーチアン。
こ‐おうみ【古近江】
三味線製作者の石村近江家の作になる三味線のうち、特に古いもの。ふつう5世までの作品をさし、名器として珍重される。
こくりゅう‐こう【黒竜江】
⇒アムール川 中国東北地区北端の省。省都ハルビン。農業が盛んで、他に木材・毛皮や地下資源を産出する。ヘイロンチアン。
こまえ【狛江】
東京都中南部の市。多摩川北岸にあり、住宅地として発展。人口7.9万(2010)。
こもり‐え【隠り江】
アシなどが茂っていたり、岬などに囲まれたりして、隠れて見えない入り江。「—に思ふ心をいかでかは舟さす棹のさして知るべき」〈伊勢・三三〉
さがえ【寒河江】
山形県中東部の市。中世には大江氏の城下町。サクランボウの生産、食品・繊維工業が盛ん。寒河江温泉がある。人口4.2万(2010)。
さばえ【鯖江】
福井県中北部の市。もと誠照(じょうしょう)寺の門前町、間部(まなべ)氏の城下町。合繊織物・眼鏡枠・越前漆器の産地。人口6.7万(2010)。
さんかく‐こう【三角江】
潮汐(ちょうせき)の影響で堆積物(たいせきぶつ)が沈殿しにくく、河口が浸食されて、漏斗状に開いている地形。港が発達しやすい。セーヌ川・アマゾン川・揚子江などにみられる。