はこだて‐へいや【函館平野】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある平野。中心地は北斗市で、中心に大野川が流れ、その沖積平野が主で、一部に段丘地形・活断層が見られる。北海道で初めて米作の水田耕作が行われた。大野平野。
はすのは‐ぎり【蓮の葉桐】
ハスノハギリ科の常緑高木。小笠原や沖縄の海岸にみられ、樹皮は灰白色。葉は卵形で革質。淡黄緑色の花が咲き、苞(ほう)に包まれた黒い実を結ぶ。防風林などとする。
ハダル【Hadar】
ケンタウルス座のβ(ベータ)星。明るさは0.6等で、距離392光年。光度変化が小さい脈動変光星。6月上旬の午後8時頃に南中し、日本では沖縄以南から南の地平線近くに見られる。ベータケンタウリ。アゲナ。
はちがつ‐おどり【八月踊(り)】
奄美群島・沖縄本島などで、陰暦8月に行われる民俗舞踊。老若男女が広場で輪になって歌をかけ合いながら踊る。
はちじょうじまとうほうおき‐じしん【八丈島東方沖地震】
昭和47年(1972)12月4日、八丈島の東方沖で発生したマグニチュード7.2の地震。八丈島で震度6を観測。八丈島と青ヶ島では、落石や土砂崩れなどの被害を受けた。
はちすか‐せん【蜂須賀線】
動物地理区の境界線の一。沖縄諸島と八重山諸島の間に引かれる。鳥類の分布の違いに基づき、大正15年(1926)に蜂須賀正氏が提唱し、山階芳麿が命名。この境界の南側では、陸産貝類や淡水性の甲殻類に台...
はっか‐げんしょう【白化現象】
サンゴが白くなる現象。サンゴの中に共生する直径0.01ミリほどの褐虫藻が、海水温の上昇などによりサンゴから抜け出すことにより起こる。そのまま褐虫藻が戻らないサンゴは死滅する。カリブ海・インド洋・...
はつ‐しま【初島】
静岡県熱海市に属する島。網代港の東の沖合にある。近世以降、戸数を41戸に保ち、共同体として運営。観光地。 [補説]もと「はしま」と読み、「端島」とも書いた。
はてるま‐くうこう【波照間空港】
沖縄県八重山郡竹富町にある空港。地方管理空港の一。昭和51年(1976)開港。波照間島の東端に位置する。
はてるま‐じま【波照間島】
沖縄県、八重山諸島の島。西表島(いりおもてじま)の南に位置し、有人島では日本最南端。竹富町に属する。サトウキビを栽培。