ういきょう‐ゆ【茴香油】
ウイキョウの果汁を蒸留してとる芳香油。無色または淡黄色で、主成分はアネトール。味は最初甘く、のちにやや苦く感じられる。香料や医薬品の原料。フェンネル油。
うお‐じょうゆ【魚醤油】
魚を塩漬けにして出た汁。調味料とする。しょっつる・いかなご醤油・いわし醤油などの類。原産はスペインであるが、現在は東南アジアで多く使われており、ベトナムのニョクマム、タイのナンプラー、フィリピン...
うすくち‐しょうゆ【薄口醤油】
色が薄い醤油。そのわりに塩分はやや濃い。関西風料理で多く用いる。
えごま‐あぶら【荏胡麻油】
⇒荏(え)の油
え‐の‐あぶら【荏の油】
エゴマの種子からとった油。アルファリノレン酸を多く含み、食用とするほか、ペンキ・ワニスなどに使用される。古くは灯用や雨傘などの塗料に用いた。荏胡麻油(えごまあぶら)。紫蘇油(しそあぶら)。えのゆ。
え‐の‐ゆ【荏の油】
⇒えのあぶら(荏の油)
エー‐じゅうゆ【A重油】
JIS規格による重油の分類で、動粘度(セ氏50度)が20mm2 /s以下のもの。組成は軽油とほぼ同じで、ディーゼルエンジンや小型バーナーなどの燃料として農業・漁業に用いられる。
おおとなぶら【大殿油】
《「おおとのあぶら」の音変化》宮中や貴族の邸宅でともす油のともし火。「月もなきころなれば、灯籠に—まゐれり」〈源・常夏〉
おおとの‐あぶら【大殿油】
「おおとなぶら」に同じ。「内(うち)は—のほのかに物より透(とほ)りて見ゆるを」〈源・澪標〉
オマーン‐げんゆ【オマーン原油】
オマーンで生産される原油。東京商品取引所などに上場され、国際的な原油価格の指標の一つとなっている。