かつ‐りょく【活力】
活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。「体内に—がみなぎる」
かつりょく‐せつ【活力説】
⇒生気論(せいきろん)
かつ‐れき【活歴】
歌舞伎で、在来の時代物の荒唐無稽(こうとうむけい)を排し、史実を重んじて歴史上の風俗を再現しようとする演出様式。明治初期から中期にかけて、9世市川団十郎らが主唱した。
かつれき‐げき【活歴劇】
歌舞伎狂言のうち、活歴の演出によって演じられた時代物。活歴物。
かつれき‐もの【活歴物】
⇒活歴劇
かつ‐ろ【活路】
1 追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法。「—を開く」 2 生きてゆく手だて。生活手段。「—を断たれる」
活(かつ)を入(い)・れる
1 柔道などの術で、気絶した人の息を吹き返らせる。 2 刺激を与えて元気づける。「人事異動で組織に—・れる」 [補説]「喝を入れる」と書くのは誤り。
た‐ずき【方便/活計】
《「手(た)付(つ)き」の意。「たつき」とも》 1 生活の手段。生計。「此地に善き世渡の—あらば」〈鴎外・舞姫〉 2 事をなすためのよりどころ。たより。よるべ。「言ふすべの—もなきは我が身なりけ...