る【流】
律の五刑の一。罪人を遠隔の地に送り、他に移ることを禁じた刑。死より軽く、徒(ず)より重い。遠流(おんる)(安房(あわ)・常陸(ひたち)・佐渡・隠岐(おき)・土佐など)、中流(ちゅうる)(信濃・伊...
る【流/留】
〈流〉⇒りゅう 〈留〉⇒りゅう
る‐き【流記】
寺院の道具・宝物・所領などの資材を記録したもの。
る‐けい【流刑】
罪人を辺境または島に送る刑。流罪。りゅうけい。→流(る)
る‐ざい【流罪】
「流刑」に同じ。
る‐しょ【流所】
流罪に処せられた人が送られる場所。配所。「聖人、—にして嘆き悲しんで」〈今昔・一〇・三四〉
る‐ず【流徒】
流罪(るざい)と徒罪(ずざい)。流刑と徒刑。流人と徒人。
る‐ずう【流通】
[名・形動]《「るつう」とも》 1 教えを伝え広めること。また、教えが広く行き渡ること。「二仏の法を—して」〈浄・京今宮本地〉 2 物事によく通じていること。また、そのさま。りゅうつう。「—で居...
るずう‐ぶん【流通分】
仏語。一つの経典を三つに分けて解釈するときの最後の部分。法の流布や伝持について記された結びの部分。
る‐せつ【流説】
1 世間に言い広められている説。 2 根拠のないうわさ。風説。流言。