おおはし‐りゅう【大橋流】
御家流(おいえりゅう)の一派。江戸前期、大橋重保・重政父子が創始。書風は流麗で近世に広く流行した。
おがさわら‐りゅう【小笠原流】
1 ㋐武家礼式の一派。室町時代、足利義満の臣小笠原長秀が制定。以後、武家の正式の礼法とされた。明治以後、学校教育にも取り入れられ、特に女子の礼式として広く用いられた。 ㋑俗に、堅苦しい礼儀作法の...
おぎの‐りゅう【荻野流】
江戸時代、荻野安重の創始した砲術の一派。
おのは‐いっとうりゅう【小野派一刀流】
江戸時代、小野忠明を祖とする剣術の流派。
おの‐りゅう【小野流】
真言宗の事相(じそう)における東密二流の一。平安初期の僧聖宝(しょうぼう)を祖とし、その弟子仁海(にんかい)が山城国小野に曼荼羅(まんだら)寺(随心院の旧称)を建て、この流儀を広めた。→広沢流(...
おはら‐りゅう【小原流】
生け花の流派の一。明治45年(1912)盛り花を創始した小原雲心によって、国風瓶花(くにぶりへいか)と名のり、創設される。
おもて‐りゅう【表流】
⇒表千家(おもてせんけ)
オランダ‐りゅう【オランダ流】
1 オランダ伝来、またはその系統の流儀・学問など。「—の外科の所へやる」〈浮・万金丹・一〉 2 貞門(ていもん)の古風な俳諧を打破しようとした井原西鶴を中心とする一派の俳風。初め貞門一派がさげす...
おりべ‐りゅう【織部流】
茶道の流派の一。流祖は千利休の高弟古田織部。茶風は力強く、武人に好まれた。
おれくぎ‐りゅう【折れ釘流】
ひどく稚拙な筆跡をあざけっていう語。金釘(かなくぎ)流。