うき‐わ【浮(き)輪/浮き環】
環状の浮き具。浮き袋や木製のものなど。
う・く【浮く】
[動カ五(四)] 1 物が底や地面などから離れて水面や空中などに存在する。うかぶ。「からだが海面に—・く」⇔沈む。 2 表面に現れ出る。「赤潮のため魚が大量に—・いた」「肌に脂が—・く」 3 ...
うけ【浮け/浮子/泛子】
《動詞「う(浮)く」(下二)の連用形から》「浮き2」に同じ。「伊勢の海に釣りする海人(あま)の—なれや心ひとつを定めかねつる」〈古今・恋一〉
うけ‐あゆみ【浮け歩み】
遊女の道中の際の歩き方。体を反らし、つま先をけり出しながら、足を浮かせるようにしてゆっくりと歩く。「三つ重ねの衣装着こなし、素足道中繰り出しの—」〈浮・一代女・一〉
うけ‐おり【浮け織(り)】
⇒浮き織り
うけ‐なわ【浮け縄/浮子縄】
浮きをつけた綱。網や延縄(はえなわ)を浮かせるために使う。
うけ‐ばり【浮張/受張】
1 兜(かぶと)の鉢の裏側に革または布を浮かせて張り、頭が直接兜に当たるのを防いだもの。浮裏(うけうら)。 2 襖(ふすま)・屏風(びょうぶ)などを表装するときの下張りの一工程。骨にだけのりをつ...
うけ‐ぼり【浮け彫(り)】
⇒浮き彫り1
うわ‐き【浮気/上気】
[名・形動](スル) 1 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。「—な性分で何にでも手を出す」 2 (性愛の対象として)特定の人に心をひかれやすいこと。また、そのさ...
うわき‐がらす【浮気烏】
「浮かれ烏」に同じ。「—とはやされて、月夜も闇もこの里へ」〈浄・女腹切〉