えび‐ちゃ【葡萄茶/海老茶】
1 黒みを帯びた赤茶色。えび茶色。 2 「葡萄茶式部」「葡萄茶袴」の略。「頗(すこぶ)る大した—と言うことです」〈木下尚江・良人の自白〉
えび‐チリ【海老チリ】
《「海老のチリソース煮」の略》殻をむいたエビを、豆板醤(トウバンジャン)・ケチャップ・ショウガなどを合わせたソースで炒めた料理。→干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)
えび‐づか【海老束/蝦束】
違い棚の、上下の棚板をつなぐ細く短い柱。雛束(ひなづか)。
海老(えび)で鯛(たい)を釣(つ)る
少しの元手または労力で大きな利益を得ることのたとえ。えびたい。
えびで‐の‐にんじん【海老手の人参】
朝鮮半島の白頭山に産するチョウセンニンジン。根は飴色をし、曲がっていてエビに似る。
えびな【海老名】
神奈川県中部の市。もと相模(さがみ)国の中心地。交通の要地で、大工場が進出。住宅地化も著しい。人口12.8万(2010)。
えびな‐し【海老名市】
⇒海老名
えび‐ね【海老根/蝦根】
ラン科エビネ属の多年草。山林や竹林に生え、高さ30〜40センチ。根茎は太くて節が多く、横にはい、エビに似る。葉は長楕円形で縦ひだがある。春、紫褐色で中央が白または紅紫色の花を10個ほど開く。エビ...
えび‐の‐しっぽ【海老の尻尾】
霧氷の一。高山などで、セ氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が岩石・樹木などに吹きつけられて着氷したもの。風上側に伸び、エビの尾状になる。
海老(えび)の鯛(たい)交(ま)じり
つまらないものが、すぐれたものの中に交じっていること。雑魚(ざこ)の魚(とと)交じり。