ちょう‐ど【丁度】
[副]《「丁(ちょう)と」からできた語か。「丁度」は当て字》 1 ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「—約束の時間に着く」「ブラジルは—日本の裏側にある」 2 あ...
ちょく【猪口】
1 日本酒を飲むときに用いる陶製の小さな器。上が開き下のすぼまった小形のさかずき。江戸時代以降に用いられた陶製の杯についていう。ちょこ。 2 本膳料理に用いる1の形に似た深い器。酢の物や酒のさか...
ちん‐つう【沈痛】
[名・形動]深い悲しみや心配ごとに心を痛めること。また、そのさま。「—な面持ち」
ちん‐もく【沈黙】
[名](スル) 1 だまりこむこと。口をきかないこと。「—を守る」「—を破る」「—して語らない」 2 音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の—」 3 活動をせずにじっとしていること。...
つう【通】
[名・形動] 1 ある領域の趣味・道楽について精通していること。特に花柳界の内情に詳しいこと。また、その人や、そのさま。「芝居の—だ」「相撲—」 2 人情に通じ、人柄がさばけていること。特に、...
つう‐ごのみ【通好み】
作品や料理・商品などが、それへの造詣の深い人に好まれること。また、その作品など。玄人受け。「渋味が効いて—の旨さだ」
つう‐じん【通人】
1 ある事柄、特に趣味的なことに精通している人。「角界の—」 2 人情の機微、特に男女間のことに深い思いやりのある人。 3 花柳界の事情に通じている人。粋人(すいじん)。
つかみ‐づら【掴み面】
欲深い顔。また、欲ばり。「この—兄弟が、お亀女夫(めをと)を踏みつけに」〈浄・卯月の潤色〉
つき【坏/杯】
[名]古代の飲食物を盛る器で、碗より浅く皿より深いもの。材質は土器・陶器や木製などがあり、脚の付いたものや蓋のあるものもある。 [接尾]助数詞。坏に盛った飲食物を数えるのに用いる。「験(しる...
つつ‐ぢゃわん【筒茶碗】
筒形をした底の深い茶碗。熱が逃げないので、茶道では寒中に用いる。