アメンチア【(ラテン)amentia】
中毒や伝染病などによって意識が混濁した状態。当人が意識障害を自覚して困惑するのが特徴。
うわ‐ごと【譫言/囈言】
1 高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。 2 筋の通らない放言。たわごと。 [補説]作品名別項。→うわ言
えき‐り【疫痢】
赤痢のうち、小児にみられる重症型のもの。顔面蒼白・血圧低下・ひきつけ・意識混濁などの症状を呈する。経過が急で死亡率が高いことから「はやて」ともよばれた。近年、発病はまれ。小児赤痢。《季 夏》
かくまく‐いしょく【角膜移植】
角膜が混濁していて視力障害のある人の角膜を切り取って、他の人の透明なものを移植する手術。
かくまく‐えん【角膜炎】
角膜の炎症。細菌・ウイルスなどの感染、アレルギーなどで起こり、異物感・流涙・痛みなどがみられ、角膜に混濁を生じる。
かくまくなんか‐しょう【角膜軟化症】
ビタミンAの欠乏により、角膜が乾燥・混濁して、潰瘍(かいよう)を生じて軟化する病気。失明に至ることがある。
かのうせい‐ずいまくえん【化膿性髄膜炎】
化膿菌によって起こる髄膜炎。菌が頭部外傷や中耳炎などから波及したり、膿胸や心内膜炎などの病巣から血流によって運ばれたりして起こる。頭痛・発熱・意識混濁などの症状を呈する。細菌性髄膜炎。
こん‐みん【昏眠】
意識の混濁が中等度の状態。寝たままで動かず、強い刺激には反応するが覚醒せず、失禁などがみられ、その状態を覚えていない。
し‐てい【視程】
大気の混濁の度合いを表す尺度の一。肉眼で目標物を見分けることのできる最大距離で、0(50メートル未満)〜9(50キロ以上)の階級に分ける。
ゼット‐ティー‐ティー【ZTT】
《(ドイツ)Zinktrübungstest》硫酸亜鉛混濁試験。肝臓機能検査の一つ。