せい‐しゃ【清洒/清灑】
[形動][文][ナリ]飾りけがなく、さっぱりしているさま。「草色に塗ってある単純な—な壁の色彩が」〈荷風・ふらんす物語〉
せい‐しゅ【清酒】
米・米麹(こめこうじ)を原料として発酵させ漉(こ)して製した、日本特有の澄んだ酒。日本酒。→日本酒[補説]
せい‐しゅう【清秀】
[名・形動]容貌などが清くひいでていること。また、そのさま。「温良な青年、—な佳人」〈左千夫・春の潮〉
せい‐しゅう【清秋】
空が澄み、空気の清らかな秋。《季 秋》
せい‐しょ【清書】
[名](スル)《古くは「せいじょ」とも》 1 原稿などを、きれいに書き直すこと。また、そのもの。浄書。きよめがき。きよがき。「レポートを—する」 2 習字で、先生の指導を受けるためにきちんと書く...
せい‐しょう【清勝】
手紙文で、相手が健康で暮らしていることを喜ぶあいさつの語。健勝。「ますます御—にお過ごしのことと存じます」
せい‐しょう【清祥】
手紙文で、相手が健康で幸せに暮らしていることを喜ぶあいさつの語。「御—のこととお喜び申し上げます」
せい‐しょく【清色】
澄んだ色。ある色相の純色、および純色に白または黒のみを加えた色。→濁色
せいしょ‐どう【清暑堂】
平安京大内裏豊楽院(ぶらくいん)内の殿舎。豊楽殿の北、不老門の南にあり、古くは大嘗会(だいじょうえ)・五節(ごせち)が行われた。せいそどう。
せい‐しん【清心】
心のけがれを去ること。また、清らかな心。