おんねつ‐せい【温熱性】
東洋医学で、体を温めたり血の巡りをよくしたりする性質。→寒涼性 →平性 [補説]ショウガ・トウガラシ・エビ・羊肉などは温熱性の食物とされる。
おんねつ‐りょうほう【温熱療法】
全身または患部をあたためることにより、新陳代謝を促進して老廃物を除去し、血液やリンパの流れをよくする治療法。温浴・蒸気浴・砂浴・罨法(あんぽう)など。
おんね‐とう【温根沼】
《アイヌ語「オンネトウ」(大きい沼)から》北海道東部にある湖。根室半島の付け根、根室湾から入り込んだ潟(せき)湖。周囲14キロメートル、面積5.7平方キロメートル。
おん‐はいすい【温排水】
あたためられて排出される水。特に、原子力発電所で冷却に使われた海水が取水時より高温になって海に排水されるもの。
おん‐ぷう【温風】
1 あたたかい春の風。 2 暖房器具などが送り出す、あたたかい風。 3 陰暦の晩夏に吹く、あたたかい風。《季 夏》
おん‐ぷく【温服】
薬をあたためて飲むこと。
おん‐やさい【温野菜】
ゆでる、蒸すなどして加熱した野菜。温かいまま料理の付け合わせにしたり、サラダにしたりする。 [補説]日本料理では使わない言葉。
おん‐よう【温容】
穏やかであたたかみのある顔つき。温顔。「老師の—に接する」
おん‐よく【温浴】
[名](スル)湯に入ること。→水浴
おん‐りょう【温良】
[名・形動]性質などがおだやかで、すなおなこと。また、そのさま。「概して—な君子で」〈花袋・田舎教師〉