ガラス‐でんきょく【ガラス電極】
ガラス膜を挟んで水素イオン濃度の異なる溶液を接したとき、ガラス膜の両側にイオン濃度の差に伴う電位差が生じることを利用した電極。水素イオン濃度などの測定に用いる。
ガンマせん‐ぶんこうけい【γ線分光計/ガンマ線分光計】
γ線の分光分析を行う装置。放射性元素や、高エネルギー粒子が衝突した原子核から発せられる固有のγ線のスペクトルを分析することにより、核種の同定や元素の量の測定などを行う。
き‐かい【機械/器械】
1 動力を受けて、目的に応じた一定の運動・仕事をするもの。 2 実験・測定・運動競技などに使う装置・道具。 3 自分の意思を失ったように、指令どおりに動いたり、物事を繰り返したりすること。 [補...
き‐さ【器差】
測定器が実際に示す値と本来示すべき値との差。測定器の製作過程から生じた誤差。
きしょう‐レーダー【気象レーダー】
雲の位置・雨域・雨の強さなどを調べる気象観測用のレーダー。波長3〜10センチ程度のマイクロ波を発射し、雨滴などによる反射波を受信して測定する。
きじゅん‐てん【基準点】
地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された三角点・水準点・電子基準点などのこと。地図作成や測量の基準となる。
きじゅん‐でんきょく【基準電極】
ある電極の電極電位を測定するために用いられる電極。電極電位の絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準となる電極と組み合わせて電池をつくり、その起電力から電極電位を求める。電位が安定で再現性が高い...
き‐せん【基線】
1 三角測量の基準になる三角形の一辺。これをもとにして三角網を広げていく。 2 ⇒界線2 3 領海および接続水域・排他的経済水域・大陸棚の範囲を測定するための基準となる線。通常は海岸の低潮線を用...
きせん‐そくりょう【基線測量】
三角測量のもとになる基線の長さと方位角を正確に測定すること。繰り返しの測定で変化がわかるので、地殻変動の調査にも利用される。
きそたいおん‐けい【基礎体温計】
基礎体温を測定するための体温計。一般的なものよりも目盛りが細かい。多く、女性が受胎調節や健康管理のために使用することから、婦人体温計ともいう。