もく【沐】
[音]モク(呉) 頭から水や湯をかぶる。「沐雨・沐浴/湯沐」
もく・する【沐する】
[動サ変][文]もく・す[サ変] 1 水や湯を頭からかぶる。髪やからだを洗う。「雨に—・し風に櫛ずり」〈織田訳・花柳春話〉 2 恩恵などを受ける。浴する。「同一利益の恩に—・せしめようとは考えな...
もく‐よく【沐浴】
[名](スル) 1 髪やからだを洗うこと。また、湯や水を浴びてからだを清めること。ゆあみ。「清流に—する」「斎戒—」 2 恩恵などを受けること。浴する。「均しく王化の下に—することとはなれり」〈...
もじ‐ことば【文字言葉/文字詞】
女房詞のうち、ある語の頭の一音ないし二音に「もじ」という語を付けたもの。「かもじ(=髪)」「そもじ(=そなた)」「はもじ(=はずかし)」「ゆもじ(=湯巻)」など。
餅(もち)を搗(つ)・く
1 餅つきをする。《季 冬》「—・く湯気がつつむよ日がくるめく/草田男」 2 蚊の群れが上下し合う。 3 男女が情を交わす。交合する。
ものを
[接助]《「ものを」から》活用語の連体形に付く。 1 愚痴・恨み・不平・不満・反駁(はんばく)などの気持ちを込めて、逆接の確定条件を表す。…のに。…けれども。「これほど頼んでいる—、なぜ引き...
も・む【揉む】
[動マ五(四)] 1 両手の間に挟んでこする。また、両手をこする。「錐(きり)を—・む」「茶を—・む」「塩でキュウリを—・む」 2 からだを触れ合わせるようにして押し合う。また、激しく揺り動か...
ももやま‐ぶんか【桃山文化】
桃山時代の文化。美術史では安土時代をも含める。長い戦国争乱の状態から急速に統一が達成され、自由闊達(かったつ)な人間中心の文化が展開。雄大な城郭・社寺などが造営され、内部を飾る華麗な障屏画(しょ...
もも‐ゆ【桃湯】
桃の葉を入れて入浴すること。また、その湯。あせもに効くという。桃葉湯(とうようとう)。
ももんじい
1 イノシシなどの獣類。また、その肉。ももんじ。 2 「ももんがあ2」に同じ。「ひるまでも、ゆうべのような—が出てきたり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 3 みにくいもののことで、人をののしったり、自...