たき‐の‐しらいと【滝の白糸】
「滝の糸」に同じ。「春来れば—いかなれや結べどもなほあわに見ゆらむ」〈拾遺・雑春〉 [補説]戯曲名別項。→滝の白糸
たきのしらいと【滝の白糸】
戯曲。泉鏡花の小説「義血侠血」を脚色したもの。明治28年(1895)川上音二郎一座により浅草座で初演。滝の白糸とよばれる水芸人と向学の青年村越欣也の悲恋物語。新派の代表狂言の一。
たき‐のぼり【滝登り】
滝を流れに逆らってのぼること。「鯉の—」
たき‐のみ【滝飲み】
酒などを一息に飲みほすこと。
滝(たき)のよう
水などが激しく流れ落ちるさまのたとえ。「—に降る雨」「—な汗をかく」
たき‐まさお【滝正男】
[1921〜2012]野球選手・指導者。愛知の生まれ。高校野球では選手としても監督としても甲子園の優勝を経験。その後も大学野球の監督として全日本大学選手権を制するなど、アマチュア野球の発展に尽力した。
たきみ‐かんのん【滝見観音】
三十三観音の一。断崖(だんがい)に座して滝を見ている姿の観音。
たき‐もと【滝本】
滝の水が落ちる所。滝壺(たきつぼ)。「聞こゆる滝にしばらく打たれてみんとて、—へぞ参りける」〈平家・五〉
たきもと‐りゅう【滝本流】
⇒松花堂流(しょうかどうりゅう)
りゅうあん‐じ【滝安寺】
大阪府箕面(みのお)市にある単立宗教法人の寺。白雉元年(650)役小角(えんのおづの)の開創と伝えられる。修験道の霊場であった。竹生島(ちくぶしま)・江の島・厳島(いつくしま)とともに四弁財天の...