すいてき【水滴】
目取真俊の短編小説。平成9年(1997)発表。同年、第117回芥川賞受賞。
大海(たいかい)の一滴(いってき)
「大海の一粟(いちぞく)」に同じ。
たいがのいってき【大河の一滴】
五木寛之の随筆。平成10年(1998)刊行。平成13年(2001)、神山征二郎監督により映画化。
てき【滴】
[接尾]助数詞。液体のしたたりの数を数えるのに用いる。「一—も残さず飲み干す」
てき【滴】
[常用漢字] [音]テキ(漢) [訓]しずく したたる 1 点々としたたり落ちる水。しずく。「一滴・雨滴・硯滴(けんてき)・残滴・水滴・点滴・余滴」 2 したたる。「滴下」
てき‐てき【滴滴】
[名] 1 水などのしたたり。点々と落ちるしずく。「乳の如き—春潮に融けて流る」〈蘆花・自然と人生〉 2 点々とあるようす。「大きな銀杏に墨汁を点じた様な—の烏が」〈漱石・野分〉
[ト・タル...
てん‐てき【点滴】
1 したたり。しずく。また、あまだれ。「傘(からかさ)を打つ—も聞こえず」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 「点滴注射」の略。
ひと‐しずく【一滴】
液体の一滴。「涙の—」
ぼう‐てき【防滴】
機器などに水滴が入るのを防ぐこと。「—性」
ゆ‐てき【油滴】
1 油のしずく。 2 「油滴天目」の略。