の‐うるし【野漆】
トウダイグサ科の多年草。河原などの湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は互生し、茎の頂には5枚が輪生。4月ごろ、淡黄色の苞(ほう)をもつ小花をつける。茎や葉を切ると白い乳液が出て、皮膚につくとかぶ...
はじ‐うるし【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
はぜ‐うるし【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
はな‐うるし【花漆】
油分をまぜた上塗り用の漆。器物面に光沢を出すために用いる。花塗り漆。塗り立て漆。
はなぬり‐うるし【花塗(り)漆】
⇒花漆(はなうるし)
ベク‐うるし【ベク漆】
《ベクはミャンマーの地名Peguから》ペグーから渡来した上質の漆。ペクうるし。 [補説]「可漆」とも書く。
むぎ‐うるし【麦漆】
生漆(きうるし)に小麦粉をまぜたもの。陶磁器・漆器などの破損部の接着に用いる。
もくしん‐かんしつ【木心乾漆】
乾漆の一。→乾漆2
やま‐うるし【山漆】
ウルシ科の落葉小高木。山地に生え、ウルシより小形。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉で、枝先に集まって互生し、秋に紅葉する。雌雄異株。6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状につく。実はやや丸く、黄褐色の毛が密生。
ろいろ‐うるし【蝋色漆】
生漆(きうるし)に油類を加えずに精製した黒漆。蝋色塗りに用いる。