マチ‐ソワ
演劇などの興行で、マチネー(昼の公演)とソワレ(夜の公演)をまとめた呼び名。1日に昼夜2公演が行われることにもいう。「—観劇」
マチネー【(フランス)matinée】
演劇・音楽会などで、昼間の興行。→ソワレ3
マリアのくび【マリアの首】
田中千禾夫の戯曲。4幕9場。副題「幻に長崎を想う曲」で、終戦後の長崎を舞台とする。昭和34年(1959)2月、新人会が初演。同年、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨受賞。
まる‐もの【丸物/円物】
1 全部完全にそろっているもの。 2 演劇などの大道具のうち、本物のように立体的に作ったもの。平物(ひらもの)に対していう。 3 ひし形の板的(まと)に対して、円形の皮革製の的。 4 《裏表がそ...
みがわりざぜん【身替座禅】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)・長唄。新古演劇十種の一。岡村柿紅(おかむらしこう)作詞、7世岸沢式佐・5世杵屋巳太郎(きねやみたろう)作曲。明治43年(1910)東京市村座初演。狂言「花子」を舞...
み‐き・れる【見切れる】
[動ラ下一][文]みき・る[ラ下二] 1 本来見えるべきものが隠れて見えなくなる。写真や映像で、フレームに人物などの全体が収まらず、一部が切れている。「この座席からはステージが—・れてしまう」「...
ミスキャスト【miscast】
演劇・映画などで、役の割り振りを誤ること。役柄に合わない配役。
ミュージカル【musical】
米国で発達した、音楽・舞踊などの総合による演劇形式。19世紀後半にオペレッタなどの形式をもとに生まれ、20世紀前半に大きく発展した。
みん‐げい【民芸】
一般民衆の生活の中から生まれた、素朴で郷土色の強い実用的な工芸。民衆的工芸。大正末期、日常生活器具類に美的な価値を見出そうと、いわゆる民芸運動を興した柳宗悦(やなぎむねよし)の造語。「—調の家...
むけい‐ぶんかざい【無形文化財】
演劇・音楽・工芸技術その他の日本の無形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの。そのうち特に重要なものを文部科学大臣が重要無形文化財として指定し、併せてその保持者または保持団体を認定する...